小須戸ARTプロジェクト2014
会期:2014年9月15日~10月3日(展示準備期間)、10月4日~10月19日(展示公開期間)
会場:町屋ギャラリー薩摩屋、旧割野屋、あかり庵、町屋カフェわかば、栄森酒店、CAFE GEORG
主催:小須戸コミュニティ協議会
まだ見たことのない
小須戸をさがして
2013年11~12月に実施した「薩摩屋ARTプロジェクト」。2014年度は「小須戸ARTプロジェクト2014」として実施します。
「小須戸ARTプロジェクト2014」は、「薩摩屋」を中心としつつも、周辺の町屋を改装したお店やカフェなども新たに展示会場として活用を図り、また同時に複数の作家が異なる会場で作品を公開することで、「小須戸」の地域全体を舞台としたアートイベントとなります。アートを媒介に、場所と場所、場所と人、そして来訪者や参加作家、地域の人々といった人と人の間で、今後につながる様々なつながりが生まれることを目指します。
また、プロジェクトでは同時に、来年度に控えた新潟市「水と土の芸術祭2015」の開催に向けた機運醸成を図り、合わせてプロジェクトで制作された作品を「芸術祭」本番まで継続展示する可能性も検討するなど、参加作家への作品発表の機会提供も図ります。
※新潟市みずつち文化創造2014市民プロジェクト採択事業
本プロジェクトは新潟市みずつち文化創造2014市民プロジェクトに採択され、新潟市からの助成金を受けて実施しています。
参加アーティスト(公募)
飯沢 康輔
1965年生まれ、神奈川県出身。1994年東京芸術大学大学院美術研究科修了。
2000年第3回岡本太郎記念現代芸術大賞展(東京都)、中之条ビエンナーレ2011、2013(群馬県)等多数のグループ展に参加し、個展も多数開催。
荻原 貴裕
1978年生まれ、茨城県出身。2005年、東京造形大学美術学科絵画専攻卒。
屋外での大規模なインスタレーションやパフォーマンスなども手掛ける。2012年鎌倉なんとかナーレ(神奈川県)、2014年非の無い処に煙を立てる(茨城県)などに参加。
吉野 祥太郎
1979年生まれ、東京都出身。2007年東京造形大学大学院修士過程修了。同大学助手等を経て、現在は現代美術作家として活動。NO MANS LAND(2009、駐日フランス大使館)、瀬戸内国際芸術祭2013関連企画Shodoshima Art Projectのほか、国内外の展示会に多数参加。
※プロフィールは当時のものです。
過去プロジェクト参加アーティスト
(WSや小作品展示などで参加)
南条 嘉毅
鈴木 泰人
橋本 直明
展示作品
時の流れのしずくとかたまり、無限注・川 / 飯沢 康輔
会場:町屋ギャラリー薩摩屋
In the deep forest. / 飯沢 康輔
会場:栄森酒店
コップの中に残るもの(「ことばかぞえ」より) / 飯沢 康輔
会場:CAFE GEORG
白神愛乃庭 -レジャーな石庭+町屋カフェわかば- / 荻原 貴裕
会場:町屋カフェわかば
白紙 / 荻原 貴裕
会場:町屋ギャラリー薩摩屋
その土地の記憶を汲む / 吉野 祥太郎
会場:旧割野屋
1922-2012 / 吉野 祥太郎
会場:旧割野屋
紡ぐ / 吉野 祥太郎
会場:旧割野屋
信濃川 -記憶- / 吉野 祥太郎
会場:あかり庵
左から 残像 / 橋本 直明
信濃川(連作一部) / 南条 嘉毅
小須戸町 / 鈴木 泰人
会場:あかり庵
2013年参加作家3名がそれぞれ過去の展示作品や新たに小須戸をイメージして制作した小作品を持ち込み、あかり庵で展示。
関連イベントなど
綿布とインクで作るランプシェード
会場:町屋ギャラリー薩摩屋
日時:10月5日 午前10時~正午
講師:鈴木 泰人
みなさん お茶しませんか?
会場:町屋カフェわかば
日時:10月5日 午後2時~4時
講師:荻原 貴裕
土絵の具で町屋バッグの制作
会場:町屋ギャラリー薩摩屋
日時:10月11日 午前10時~12時30分
講師:南条 嘉毅
インパクト抜群のMyTシャツ制作
会場:町屋ギャラリー薩摩屋
日時:10月18日 午後2時~4時30分
講師:橋本 直明
体験活動 in わかば祭
小須戸小学校展覧会”わかば祭”の一コマで、プロジェクト参加作家3名による体験活動を実施。
日時:10月19日 午後1時30分~2時30分
会場:小須戸小学校
“東京で小須戸” KOSUDO ART PROJECT 2014 in TOKYO
■開催趣旨
小須戸ARTプロジェクト2014が開催されるにあたり、東京と小須戸を結び情報の共有や発信 を目的として新宿の曙橋にあるアーティスト・ラン・スペース「S.Y.P」にて” 東京で小須戸 —小須戸ART プロジェクト in 東京―” を平行開催することとなりました。
今展覧会では、昨年度の参加作家3名と今年度の参加作家2名の計5名による小須戸での活動とそれぞれの作家達の活動を紹介していきます。会期中は、今年度の制作作品に関連する作品はもちろん、昨年度の作家達による滞在型公開制作を行います。他地域との同時進行型の制作風景や、制作途中の作品を公開しながら完成に近づいていくなど、普段、ギャラリーなどではあまり観ることのできない内容となっております。地方で開催されるアートプロジェクトが多くなっている中、その活動を東京で感じることができる展覧会になることと思います。ぜひ、この機会にご高覧ください。
(小須戸ARTプロジェクト2014参加作家5名による自主企画として実施)
■参加アーティスト 南条 嘉毅/鈴木 泰人/橋本 直明/荻原 貴裕/吉野 祥太郎
■会 期 10月11日、12日、18日、19日、25日、26日(土日のみ開廊) 午後1時〜8時
■会 場 S.Y.P
〒162-0065 新宿区住吉町10-10
最寄り駅 都営新宿線 曙橋駅A2 出口から徒歩3分
※入場無料
※今年度参加作家の荻原貴裕・吉野祥太郎は10月20日に小須戸から戻るため、25、26日のみの作品展示になります。
■トークイベント 10月26(日) 午後4時〜5時トークテーマ
~どうなの!? 芸術祭、見えぬ将来像(毎日)~
新潟市の小須戸町で制作、展示を終えた直後の作家と、その前身となるアートプロジェクトに関わった作家がゼロから起こそうとした小須戸アートプロジェクトにどんな気持ちで関わり、そして何を展望するのか!?
様々な物語を抱えながらプロジェクトを支えた住民を招いて行う東京での対談企画、改めて地域プロジェクトを考える機会と巻き込まれて行った現場の声、隣人挨拶からメディアに至るまでを参加して感じて頂ければと思います。
○参加アーティスト・ゲスト
南条 嘉毅・鈴木 泰人・橋本 直明・荻原 貴裕・吉野 祥太郎・石田 高浩(小須戸ARTプロジェクトより)