プロジェクトについて寄稿した書籍『アートプロジェクトの変貌』の刊行について

大阪公立大学の𠮷田先生にお声がけいただき、プロジェクトについて寄稿した書籍『アートプロジェクトの変貌 理論・実践・社会の交差点』 が、水曜社より刊行されます。現在予約受付中です。
プロジェクトについては、第3章で「水と土の芸術祭と小須戸ARTプロジェクト―芸術祭終了後の市民によるアートプロジェクトをめぐって」と題して、立ち上げの経緯のほか、主に2018年-2023年の、水と土の芸術祭最終年からパンデミック下、パンデミック後の取り組みやその成果を、いくつかの作品写真を掲載しながら具体的に紹介しています。
また、水と土の芸術祭と合わせて新潟市内で多数行われていた「市民プロジェクト」について、芸術祭後からパンデミック下、現状に至るまでの制度の変化や市民の活動の実態について、大枠で示しました。芸術祭の終了から6年以上が経った今、実態をもとに検証しつつ、関係した各主体の課題について考察しています。
新潟市の文化政策はもちろんのこと、各地で開催されている国際芸術祭や地域でのアートプロジェクトに興味・関心をお持ちの方は、ぜひお手にお取りいただき、ご一読いただければ幸いです。
詳細は、出版社のWebサイトをご確認ください。
以下、水曜社の内容説明より。
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世界のあり方自体が問われるなか、
アートのあり方も変わる。
制度や権威による承認を伴う芸術祭からの脱却は可能か?
2020年代、パンデミック後という2つの節目をとらえ、領域横断的な議論によって、アートの行方を展望する。
西欧の“正統な”歴史観が裏打ちするハイアート、グローバルサウスなどから湧き出すムーブメント……欧米中心主義に対抗する社会実践の中から、なにが生まれ得るか? 若手研究者を招聘した領域横断的な議論は、核心的問いに応えうるか。国外では理論と社会実践の葛藤を問題提起した「ドクメンタ15」を、国内では市民参加や芸術祭ボランティア、サポーターに光を当て、小規模でかつ持続可能な地域に根差したプロジェクトを採り上げる。
各地の芸術祭で活躍する5人の中堅・若手研究者、実務家の専門分野を超えた議論をもとに、これからの芸術祭の未来を描く、実務者、学芸員、自治体関係者らの必読書。